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担当医師(川地慎一)からのメッセージ
2026年3月19日更新
- 妊娠糖尿病をはじめとする糖代謝のアンバランスは、子宮内での胎児の栄養に偏りを生じさせる可能性があります。
また、出産時に新生児に何らかの影響が出ることや、出産後数年間にお母さんが2型糖尿病を発症する可能性も、近年の多くの研究で明らかになってきました。
一方で、これらのリスクは適切な治療により回避できる可能性も報告されています。
しかし、インターネット上には情報があふれており、一般の方が正しい情報を得るのは容易ではありません。 妊娠中というだけでも不安を感じやすい状況に加え、症状がないのに妊娠糖尿病と診断されることで、 誰に相談すればよいか分からず困っていらっしゃる方も少なくありません。
私は2003年に日本糖尿病・妊娠学会に入会して以来、岐阜大学医学部附属病院糖尿病代謝内科で妊娠糖尿病外来を専任で担当してきました。 2015年より岐阜赤十字病院に異動し、引き続き妊娠糖尿病外来を担当しています。これまでの約20年間で、1,500人を超える妊婦さんに関わってまいりました。 また、岐阜市産科婦人科医会の先生方とは講演会などを通じて連携・勉強を重ね、 安心して出産を迎えられるよう、医療スタッフとともに日々の臨床に取り組んでいます。
